一歩足を踏み入れれば韓国に行ける新宿。昨日は逆方向に一歩足を進めてみる。二丁目のゲイの世界へ。
女2人と俺というよくわかんない組み合わせで、冒険してみた。ホントにちょっと入ると、カップルやオネエ言葉を話す人が多くなる。裏原系の大学生ぽいカップルが抱き合っている。
いきなり無口になる。サバンナに取り残されたシマウマの気分だった。そこにいる人が全部そっちの人に見える。
とりあえず、無難なカフェで計画を立てる。置いてるパンフレットもゲイのイベントのもの。もちろん店員さんもヒゲとか短髪。でもとても優しそう。料理もうまい。
さて、ではバーに行ってみようか。連れの友達が調べたんだけど、アパートの一室みたいな怪しい店。というか怖いよ。誰もあんたらには興味ねーからいいかもしんないけど俺は・・・・。トイレだって行くのが怖いもの。
入るとショーケンみたいなマスターが迎えてくれた。
「あなたはどーみてもゲイじゃないわね~」
答えに困る。
「もちろんですよ」というのも失礼だし、空気読んで「そうでもないっすよ~」ってのも変。
最初は俺らだけだったけど、ゾロゾロとやってくる。今日、二丁目デビューした19とか21とかの男の子を歓迎するために来たらしい。
写真を見せてもらったり、一緒にカラオケしたりして楽しかった。なんか純粋なカップルもいてカラオケの選曲もスピードとかアイコとかで、しかもうめーの。
バーだから店員さんとも話すわけで、女たちは色々質問していた。店員さんは20才とかで普通にカッコイイ。絶対モテる感じ。
俺はあんまり話できなかったな。人見知りとかじゃなく、話していいのかな、っていう。
みんな色々悩んだり苦しんだりして、勇気を出してこの町にきてるわけで、みんな真剣だ。見世物じゃない。向こうからしたら俺は「ひやかし」みたいなもんで、そんなやつが話しても、結局興味本位だろ、みたいに思うんじゃないかってね。そんな空気ださずに明るく話してくれてたけどさ。
ゲイだとか、悩みを持った人たちが気軽に集まれる場所を作りたかったと、ママ(ショーケン)は言っていた。俺らの職業をバラした時も「そうなのー?色々大変でしょ?」とか聞いてくれて受け入れてくれた。
「モンスターペアレントとかいるんでしょ?あなたたちもね、いつも黙ってないでキレる時はキレていいのよ。ケンカになるかもしれないけど、怒らせてしまったな、って相手も反省するわけでそのあとはそこまで言ってこないハズよ。」
すげ~いい人だよ。この人。この人柄だからこんなに人が集まるんだな。
みんな楽しそうだった。同じ仲間で隠すことなんかないんだものそりゃ楽しいさ。ちょっとうらやましいくらい。
女の子たちはまた行こう!とか言ってたけど、俺は行けないかな~、中途半端な気持ちで行ってはいかんと思う。行くのであればちゃんとした気持ちで行かないといけないっていうドキュメンタリー。
つーわけで、鏡月の割り物を10杯くらい飲んだけど、全く酔わず、酔った友達を連れて帰ってきました。
これを書きながら「あいのり」を見ています。
本当の愛って何なんでしょうか。とか言ってみる。